愛おしき日々

虚無の日々を過ごしています。

爆破

またもや他人の感情に振り回される状況が到来した。別に自分は悪くないと思うんだけど、癖というかなんというか、つい顔色をうかがってしまう。この人は別に全然怖くない、めんどくさいだけだと思っていたけど、ほんとはやっぱり怖がっているのかもしれない。でも、それを本人の前で認めたら私のプライドはどうなる?私はあんたにいっつも劣等感を感じてて、でも虚勢張って対等なふりしてるだけだって自分で認めなきゃいけないの?私はあんたの態度に支配されてるだけですーって?わっかんない。感情なんてその時の都合によって変わるから、自分は本当にここにいたいのかもよくわかんない。感じたくない感情は見ないふりして都合よく勝手に解釈する、それが私の生存戦略。息を潜めて影を薄めて面倒なことからは距離を置いて、知らぬ存ぜぬで逃げ切るの。

 

いつだって全部捨てられる。自分はいつでもこの身一つだ。それが思い込みだとしても、そう思っていないと持ち物なんか増やせない。いざとなったら全部捨てて、いつでもどこにでも行ける、そういう可能性が私にとっては唯一の希望だ。この場所に執着なんかしない。本当に無理になったら、リュックにスマホと財布と充電器とタオルとお茶だけ入れて電車に乗って熱海にでも行こうかなって思う。

 

この間、いつ死んでもいいようにいらないものは捨てようかなと思って、部屋を掃除したけれど、結局何も捨てられなかった。さっき書いたことはただの威勢で、ほんとは何にも捨てられないんだ、きっと。今捨てたら後で後悔するかなとか、こうして溜め込んだ物たちが私が今まで生きてきた証なんだとか、そういうくだらない考えが頭をよぎった。今まで積み上げてきたものを壊して捨てるのはとても魅力的だけど、やっぱり足元が崩れるのは恐ろしい。随分とまともな人間になったものだなあと思う。衝動的に全部捨てるみたいなことが恐ろしいと感じるようになってきた。あーあ、きっとこのまま長生きしちゃうんだろうな。つまんなっ。