愛おしき日々

虚無の日々を過ごしています。

恰好

去年の初め頃、長くのばしていた髪をバッサリ切った。

それは、いい加減なケアでだいぶ傷んでしまった髪に嫌気がさしたから、ということの他にも理由があった。

女性らしい恰好をすることに疲れてしまったのだ。女性らしい恰好をしていると、当然ながら他人には女性として扱われる。なんだかそれがしっくりこないな、と思ったのだ。中性的な恰好をしている方が自分の「見られたい自分像」と合っているのではないか、と思ったのだ。

人は見ためで判断する。それはもうしょうがないことだと思う。だからこそ、見られたい自分のイメージと、実際の見た目はなるべく近い方がいい。

しっかりした人だと思われたいならしっかりした格好をした方が、個性的だと思われたいなら個性的な恰好をした方が良い。当たり前だ。

自分の性格と関係なく、好きな恰好をしたいと思う人もいるだろうし、それも良いことだ。ただ、自分は周りの目を跳ね返すほどの強さ(精神的な強さというより、ファッションに対する好き度の問題)がなかった。まあ、そこまでおしゃれに気持ちがないのだ。

だから、恰好は見られたい姿に合わせて、しっくりくるものを選びたい。

ゴスロリとかキラキラふわふわしたファッションも好きだけど、そういう服を着ると自分の内面と外側のバランスがとれなくて落ち着かない。

だから、自分はなるべく適当かつ無難&ユニセックスな恰好をする。

髪型もショートの方が自分に合っていると思った。

でも、それが最近変わってきた。まあ、見られたい自分とか内面の特徴って時期によって変わるし、当然と言えば当然の変化だ。

なんか最近はかわいい恰好とかしたくなってきたんだよなー。髪も伸ばしたいな、くるくるさせたいな、と思ってきたし。

それは、そういう時期だっていうこともあるけど、なんか「舐められたくない」っていう気持ちが収まってきたのかもしれない。

今思うと、自分は舐められたくないから女性らしい恰好を避けたのだと思う。自信と実力があればどんな格好でも胸を張っていられると思うのだが、自分にはそれがない。だから、女はやっぱりバカだと思われたくなかった。女だからバカだと思われたくなかったし、自分のバカさのせいで女のイメージを落とすのも嫌だった。

今も引き続きそういう気持ちでいるけど、なんかだんだんかわいい恰好もしたいなーと思ってきている。どういう心境の変化なのかはまだ掴みかねている。ただ単に飽きただけかもしれない。

まあ、どちらにしろ、もういいだろう。舐めるなら舐めればいい。自分が女なのは変わりようがないし、女であることが嫌なわけでもない。自分はバカだけど、もうしょうがない。急にはそんな変われない。同じところで同じこと考え続けることは自分にはできない。