なんにもないよ

内臓と虚無

優しさは強さ

「優しさが報われない人を見るといたたまれない気持ちになる」と言った人がいた。私はそれにあまり同意できない。優しさは自己満足だと思うから。報われるのはただの付いてくるものであって、報われるために優しくすべきではない。今日も優しくできたな、ふふん、で終わりにすべきなのだ。そして、さらに言えば、人は全ての人に原則優しくすべきだと思う。実際のところ無理だろうと努めるべきだ。お母さんはあんなに意地悪なおばあちゃんという他人にも優しかった。それは暖かい思いやりではなかったかもしれないが、諦めた末でのドライさであっても、相手を気遣う姿勢があった。それは尊敬に値することだ。その状況において自分の気持ちと折り合いをつけて、最大限優しくある。このような強さを目指すべきなのだ。優しさは強さだ。