なんにもないよ

内臓と虚無

ふわふわして立ってられない

なんだかひどい気分だ。

毒親に別れを告げるのは気力と体力がいる。胃がぐるぐる渦巻いて気分が重い。相手の考えていることがわからない。違う生き物みたいで怖い。泣いたら負けなのに、それほど深く傷ついたわけでもないのに、涙が止まらない。図太く、鈍く、なるべく何も感じないようにしてたのに、むしろそれは逆効果だったみたいだ。ちょっとくらい痛くても、傷を恐れないことで皮膚を厚くしておくべきだったんだ。後悔ばかりが浮かんでは消える。

 

無意識に人を傷つけてしまった。いや本当は意識的にそうしたのかもしれない。なんだかいらいらして、でもそれを必死に押さえ込んで、あたりさわりなくへらへら笑うんだけど、節々に相手を見下すような言葉を挟んでしまった。相手の好きなものを嫌いだ、理解できない、気持ち悪いと、直接的に言わなくても、そういう感じをにじませてしまった。ごめんなさい。他人の好きなものを否定することより最低なことはない。本当に人間として最低だ。嫌な感情は自分のなかで上手く消化するか、そうでなければ発散する相手を慎重に選ばなければならない。

 

 

もうずっと、うっすら死にたくて、でも死ぬのは怖いからずるずると先延ばしして生きてきた。私は現実逃避とか、臭いものに蓋をしたり、見てみぬふりをするのが得意だから。でも生きるってそういうことじゃないのか?未来を目指して、走って走って走りぬけた先には墓しかないわけだし。死をなるべく見ないようにして、ずるずるぐだぐだ生きていくことしかできない。一寸先は闇だし、目前の快楽にしか価値はないように見える。

でも、この考えってあまり共感を得られないみたいだ。確かに中二臭いのはわかるけど・・・。目前の快楽にしか価値はない、っていうのはさすがに真実ではないのだろう。でも、少なくとも結局のところ最後は死ぬっていうのは本当でしょう。それを踏まえると、一体何が大事なのかさっぱりわからない。結局死ぬって思ったら何もかも、それほど価値があるようには思えない。墓には何も持っていけないのだから。

 

わからないことが多すぎる。何もかも、意味がわからない。みんな何を言っているんだ?はっきり聞こえない。靄がひどくて。

これは夢なんじゃないか?ここから飛び降りて、地面に叩きつけられて、身体中ぐちゃぐちゃになってはじめて目が覚めるんじゃないか?

この妙な浮遊感はなんなんだ。こんなふわふわしたものが本当に現実なのか。死にたい。みんなどういう感覚で生きているんだよ。教えてくれよ。