なんにもないよ

虚無感がすごい

無駄なもの愛おしい

アートの力で地元を元気に!みたいな煽り文句が嫌いです。なんだよ、アートの力って。つまりは、目新しいエンタメをダシに人を釣ろうって魂胆じゃん。でも、それ自体は全く悪いことじゃないと思っています。人が増えて栄えることやそれによって経済が潤うことも、とっても良いことです。で、私が何に嫌悪感を示しているのかというと、アートは絶対に社会の役に立つはずだというこじつけ感に、です。アート、つまり芸術も人が生み出したものなのだから、全ての作品に生み出された理由が(大なり小なり)あると思います。作者が、この作品を生み出したい!作りたい!という意思だって立派な理由です。でもさぁ、その理由とか作品の存在価値って別にそこまで重視しなくて良いんじゃないかな?それにこだわって、芸術はムダなんかじゃない!社会貢献に繋がる立派なものだ!っていう思想ってあんまり芸術っぽくない。社会の役にたたなきゃ存在価値はないのか?そもそも社会に芸術が入り込む隙間はあるのか?ムダならムダで、それでいいんじゃないか?ムダなものは本当に要らないのか?本当に必要な物ばかりじゃきゅうきゅうになって首が締まっていっちゃうよ。芸術のムダな側面を愛していきたいな。ムダなものはムダなまま、受け入れて愛していこ。

 

2016.3.31